
20代で5年勤めた会社を退職し、東京から富山に移住したおみんすです。

おみんすです!
みなさん!北陸に来たことはありますかー?
北陸の天気は本当に変わりやすく、「弁当忘れても傘忘れるな」という言い伝えがあるほどです。
湿気も多く、冬季うつ(季節性うつ)の発症率が高いというデータもあります。どんよりした空模様に、気分まで沈みがちになる人も多いかもしれません。
今日は、私が移住後、富山で冬を越してみて感じたことをお伝えします!
これから
という人にぜひ読んでほしいです!
ちなみに、今回はスキーやスノーボードなどのウインタースポーツをしに来る人向けではありません(なぜなら私がウインタースポーツをしないから)。
ウインタースポーツのことは詳しくないので、そういう記事を期待されている方はほかの有識者の情報をチェックしてみてね!
北陸の天気は変わりやすい?
まず、「雪国」というと一日中雪が降っているイメージがありませんか?
私は移住する前、そう思っていました。

しかし!実際は違いました。
1日中どんよりしているというよりは、
パーっと晴れたり

突然ザーザー降りの雨が降ったり

天気が「変わりやすい」というイメージです。
「弁当忘れても傘忘れるな」とは日本海側の有名な言い伝えですが、そのとおりだと思います。
(建物が少ないので雨宿りできる場所も少ないよ!)
雪も同じ。
「常に降り続けている」というよりは、朝起きたら積もってるー!昼には解けてるー!といった変化の早さです。

そして、北陸の雪は雨で重たく、サラサラというよりベシャベシャです。
長靴は必須です。
本気で雪が降った後は、おしゃれなスノーシューズみたいなので歩くと確実に靴下もズボンも濡れます。ガチ農業用長靴を1つは手に入れてください。
その代わり、水分が多いので晴れればすぐに溶けます(曇りくらいでも溶ける)。
あとは、私は日頃スカートやワンピースを着ることが多いのですが、雪が降った日はスキニージーンズ一択です。
たまに猛者がショート丈スカートにおしゃれ長靴を履いていることもなくはないですが、そんなことより防寒と安全を優先したほうがいいと、個人的には感じます。
あとは田舎は基本車移動なので、長靴を車に積んでいる人も多いよ!
着いてからおしゃれシューズに履き替えてカフェに行くみたいな。
雨・雪対策【北陸専用】
ここからは、雨や雪に向けた対策。
ただ!同じ雪でも、北海道などで降る雪と日本海側で降る雪は性質が違うんです。
先ほども書いたように、北陸の雪はべちゃべちゃで、雨がそのままかたまりになったような感じ。北海道のようにダウンのみで歩くとびしょびしょになります(擬音多い)。
① 折り畳み傘を忘れない!!!
まずはこれ。とにもかくにもこれ。
朝、家を出るときに晴れていても一瞬で信じられないくらい天気が変わるのが北陸の気候です。今の天気に惑わされず、常に折り畳み傘は持ち歩いてください。
特に秋~冬は本当に突然どんよりしてくるよ!
② 長靴&ズボン
先ほども言ったとおり、雪が降ったら長靴一択です。「スニーカーでも滑らないでしょ」と思うかもしれませんが、べちゃべちゃに溶けた雪が染み込んでくるし、ちょっとでも雪に足をつっこもうものなら膝まで埋まります。
スカートも雪の日はNG。ショート丈ならまだいいですが(寒いけど)、ロングスカートなんか履いたら裾から膝までびっしょびしょです。
おしゃれは諦めて、ズボンに長靴だ!ついでに防水ダウン!!
③ あまりおしゃれにこだわらない
②で書いたとおり、スカートが履けない、おしゃれな靴やスニーカーが履けない時点で、おしゃれさんには「え…」と思われるかも。
しかし、まだまだありますよ。
湿気が多すぎるので髪を巻いてもすぐ取れて意味ないし、手袋するからネイルも指輪も見えないし、寒すぎて鼻かみまくっているので鼻赤いし(これは私だけのあるあるかも)…。
とにかく冬はおしゃれ<<<寒さ対策 です。

JKとかは真冬でも短めソックスにローファーとか履いてるけど、大人がそんなことしたら速攻風邪ひきます!!!
④ 車に雪対策グッズを積んでおく
スコップとスノーワイパーはもちろん、チェーン、タオル、カイロ、ティッシュペーパーなどなど…。
寒さ対策もそうですが、タオルは車がスタックしたときに前輪にかませると脱出できることがあるそうです。
他にもバスタオルならちょっとした毛布代わりになったり何にでも使えるので、タオルは車に積んでおくと◎。
高級タオルなんてもったいないからね!「雑巾一歩手前」みたいなやつで十分。笑
⑤ 多少の食事や飲料は常に持ち歩く
寒さって、想像以上に体力を奪われます。「このくらいいけるでしょ~」と思った距離でも、歩いていると疲れてきたり感覚なくなってきたりします。
大げさ?って思うかもしれませんが、対策しておいて損はなし!ちょっとしたお菓子やエネルギー補給できるものを持っておくと安心ですよ。あと意外と水分補給を忘れがちなので、冬も飲み物を持ち歩いてくださいね!
⑥ 時間に余裕を持って行動する
雪が降ると、車の運転がいつもより慎重になります。慎重になるということは、スピードを出すことができないので、皆いつもより早く家を出たりして時間に余裕を持って行動します。
雪に限らずですが、焦ってうまくいくことって少ない!何事も時間に余裕を持っておきましょう!
沖縄出身の友達に「雪国で暮らす人は丁寧だよね」とほめてもらえたことがあります。沖縄は「なんくるないさー(なんとかなるさ)」の精神で、その時その時を生きるスタイル。一方で雪国の人は、「備えておかないと生きていけない」経験を積んでいるから、自然と丁寧になるのかもしれません。(沖縄でも、台風の準備なんかは別だけどね!)

雪国の人は、前もってタイヤ交換しておかないと冬は運転できないし、早めに家を出ないと遅刻してしまうし、電車が止まるかもしれないし、ひどい雪予報のときは前もって食料を備蓄しておく…など、丁寧に暮らさないと生きていけない場面が多々あるようです。
話は逸れましたが、こぶ締めもます寿司もめっちゃおいしいよ!富山に来たらぜひ食べてかれ~(食べていってね、の方言)
まとめ
雪国の冬ってなんだか大変そう…と思いましたか?
私はまだ雪国暮らし歴が浅いこともありますが、毎回テンション上がります!

でも、何も考えずにぼけーっと暮らしていると、冬になって困るのも事実。できる限り対策をして、安心して楽しい冬を乗り越えましょう!








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