
こんにちは!
20代で5年半勤めた会社を辞めて、東京から富山に移住したおみんすです。

おみんすです
この記事を読んでくれている人は、少なからず移住に興味があるのではないでしょうか。
移住に興味がある人。自然の多い町に住みたい人。
「地方に住んだら仕事見つかるんだろうか…」という不安、ありますよね。

移住には興味があるけど仕事が見つからなかったらどうしよう…
私もめっちゃくちゃ不安でした。
家や生活のことは「まぁなんとかなるだろう!」と前向きに考えられていましたが、仕事のことだけは最後まで不安で移住を迷ったほどです。
今日はそんなスキルも資格もなかった私が、移住先での仕事の見つけ方についてお伝えします。
※あくまで一例と思ってください。移住先のエリアや持っているスキルなどでも全然変わると思うので!
地方での働き方は大きく3つ
私が考える地方での働き方は、大きく分けて以下の3つです。
東京にいた頃にはなかった手段もあるので、ひとつずつ説明していきますね。
興味のあるところだけ読んでください!
企業に就職
まずはこれ。採用面接を受けて、企業に就職する。一般的にイメージがしやすい働き方だと思います。

地方にも企業はたくさんあります。これまで企業に勤めていた人は、そこで得たスキルを活かして企業で安定して働く選択肢は大いにありです。
ただし、企業選択の幅は狭まるので注意!(詳細は後述します)
ちなみに私もin●eedなどさまざまな転職サイトで職を探しました。そして、最終的にはハローワークで仕事を見つけました!(ハロワにしか求人を出していない公的機関だった)
地方はまだまだハロワ強しだと感じました。
人づてに仕事をもらう
続いて、これ。人づてに仕事をもらい、フリーランスや副業として収入を得る方法です。
私は東京に住んでいた頃は考えられなかったのですが、人付き合いが多い人とかはあるのかな…?
「フリーランスとして仕事がしたいor副業がしたいけど、ツテがない!」という人はクラウドワークスなどの業務委託サービスで仕事を探すことができると思いますが、田舎はそれのアナログ版。
身近に「人手が足りなくて困っている!」という声を聞くので「私でよければお手伝いしますよ!」と言うと仕事につながります。「本当に?」と思うかもしれませんが、本当です。

ですが、そのためには人とのつながりをある程度持たないといけません。これも、田舎で暮らすにはある程度必要なスキルかも。
「どうすれば人とのつながりが持てるの?」と思った方は、私が実践した人とつながる方法をこちらの記事に書いたので、参考にしてください!
たとえば今、私は日中はフルタイムで勤務していますが、周りの人に「今の仕事以外にも収入源があったらいいなと思っているんです」「農業とか興味があって、まずはアルバイトから始めてみたくて」などと話します。

すると、「じゃあうちの畑、土日だけ手伝ってもらえない?」「秋の収穫シーズンだけ農業手伝う気ない?」などと声をかけてもらえることが多いです。
本業と副業の比重は自分で変えられるので、自由な働き方&人の役に立てるよろこびを直で感じられて、私は心地よさを感じています。
これは田舎ならではのつながりだと思います。良いと感じるか、嫌だと感じるかはその人次第かな。

リモートワーク
企業に就職して、フルリモートワークで仕事をする。もしくは、フリーランスとしてリモートワークを行う。この働き方もアリだと思います。
コロナ禍でリモートワークが爆発的に普及したので、地方移住というテーマも少し流行りに乗りましたね。

自宅で仕事をする分には、田舎は安くて広い家が借りられますし、その気になればオフィスとして一軒家などを借りることも難しくないです。
ただ、個人的には移住先でのつながりも持ってみてもいいかなと思います。田舎で孤独だと、困ったときにどうしていいかわからなくなるし、近所の人も「あの人引っ越してきたみたいだけど何をしている人なんだろう…?」と不信感が募ってしまいます。

そうすると、困ったときに気軽に助けを呼べない…という悪循環に陥る可能性があるので、ぜひ「ごあいさつ関係」くらいにはなっておくとよいと思います!
地方は副業をしている人も多い
あくまで私の感覚ですが、東京にいた頃よりも富山の人の方が副業をしている人の割合が高いような気がします。
大都市圏でも副業率は上がってきているといいますが、イメージされるのはインターネット副業(せどり・物販、動画編集、ポイントサイト・アンケートモニター、フードデリバリー、プログラミング、投資…)などではないでしょうか。
地方の副業は、それとは少し違うかもしれません。農業や漁業などの第一次産業との副業者は本当に身近に多いです。富山のアナウンサーも最近、家業の漁業を継ぐために退社されました。
(もちろん、インターネット副業をしている人もいます!)
あとは、個人で事業を行っている人も多いので、そうした人の手伝いをしてお金をいただくこともあります。
どこも人手は足りていないので「土日だけでもいいですか?」と聞いても「よろこんで!」と受け入れて働かせてくれます。

「えぇ…なんで土日まで働かないといけないの…?」と思うかもしれませんが、案外リフレッシュになって楽しいです。
私も東京にいた頃は「副業してる余裕なんかあるわけないじゃん」「だったら寝たいわ」と思っていましたが、今は本業での残業があまりないこともあり、土日もちょこちょこお手伝いなどで稼働しています。
周りで複数の職を持っている人も同じように「リフレッシュになる」と話しているので、案外兼業に向いているのは田舎なのかも…?
地方なら資格を持つのもアリ
私は東京で就職活動を行っていたとき、大学生向けの就活指南本に「資格の勉強をしましょう」などと書いてあるのを見て、正直「資格が就活で何の役に立つんだろう」と思っていました。
医師免許や司法試験などの国家資格ならともかく、簿記とか秘書検定を取っても意味なくない?と思っていました(ごめん)。
TOEICを受けたりもしたけど、入社後にTOEICの点数を聞かれることなんて一度もなかったし、私の場合は特にTOEICが仕事に活きたということもありません。
でも、地方だと資格を持っている人は強いかも。
東京では、資格がなくても仕事を選べます。大手企業が多いので業務が細分化されており、デザイナーやカウンセラーなどの専門職から小売業までさまざまに選ぶことができるし、時短勤務や在宅勤務など働き方も選べる会社もどんどん増えています。

でも、地方の会社はそうもいきません。そもそも企業数が大都市圏より少ないうえ、大企業でも働き方があまり柔軟でないところのほうが多い(印象です)し、仕事の幅も狭まります。
※ここで言うのはあくまで企業”数”であり、質については問いません。
そんなとき、看護師や保育士などの資格職、そして公務員のような“全国どこでも求められる職種”は特に強いです。
エッセンシャルワーカーはどの町に行っても重宝されますからね!
興味がある人は、資格を持っておいて損はないのかな、と思います。
まとめ
移住先でも仕事はあります。これは絶対にあると言えます。

ただし、「希望の職種」に就けるとは限りません。
特にエッセンシャルでないワーカー(デザイン、エンタメなど)はなかなか希望の働き口がないことも多いです。
おすすめは、副業。
ひとつの仕事にどっぷり浸かることも専門性が高まっていいですが、田舎においてはオールラウンダーのほうが働きがいもあり、楽しいと思います。
それから大事なのは、主体性!
「こんな仕事がしたい!」と思ったら、それを積極的に周りにアピールすることが大事です。

「農業に興味があって…」「じゃあうちのじいちゃんの…(2度目につき割愛)」
「そのうち転職サイトに情報があがったらいいな~」と思っていても、なかなかチャンスはめぐってこないかも。
主体的に動ける人は、地方でも楽しく生活できるし、仕事も無理なく探すことができていると感じます。
迷ったときはコメントくださいね!

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