
5年働いた会社を退職し、20代で東京から富山に移住したおみんすです。

おみんすです
移住して数年が経ちましたが、私は今でも日々「富山に来てよかった!」と感じています。しかし、残念ながら「移住」と検索すると「移住_失敗」とか「移住_やめとけ」といった関連ワードが出ることも事実。そして、そうした記事を読んでいると「ご近所づきあいに失敗した」「噂がすぐに広まって居心地が悪い」など、対人関係での悩みが多い様子。
そこで、今日は私が移住先(特に対人関係)で心がけていることをまとめてみました。
富山の「旅のひと」文化
その前に、ひとつだけ。
富山には「旅のひと」という表現があります。
県外から来た人のことを指すのですが、単純に旅人・旅行者というニュアンスよりは、県外から来て富山に住んだり、長く生活をしている人のイメージ。仕事の転勤で富山に来たり、私たちのような移住者などね。
なんだかおしゃれな表現にも思えますが、雑に言えば、よそ者ということ。
「移住してきました」というと、年配者には「あー旅のひとながいちゃ」(あーよそから来た人ですね、みたいな意味)などと言われたりもします。悪意はないけど、あんまりいい意味でもない。
保守の国・ニッポン!の中でも保守的でおなじみの北陸。その中でも田舎に行けば行くほど、排他的要素は強まります。
だからこそ、以下に書くような配慮も、移住先で心地よく生きる上でのライフハックとして必要かな、と私は考えています。

移住先で気を付けていること
それではさっそく、私が移住先で心がけていることをいくつか紹介します!
移住して感じるのは、地方では人間関係の距離感が都市とは少し違うということ。
それを踏まえて、こんなことを意識しているよ↓
方言を聞き返さない
自分が何気なく話した言葉を「え?」「なんですか?」と何度も聞き返されるの、いやだなと思っていて。

本当に聞こえなかったときや、あまりにわからない場合は聞き返すこともありますが、それも1~2回。
あとはリスニング力を磨いて、できるだけ自然に答える!海外の人と話すときも意識していることです。
ちなみに、話し方なども変えています。
私が富山の方言をいきなり使うことは難しいですが、「きつく聞こえる標準語」を使わないように気を付けています。
たとえば「~じゃん」「~だってば」「~って言ってるじゃないですか」とかね。

気を遣わせる格好をしない
あまりに奇抜すぎたり、高級な洋服を普段から着ていると、それだけで敬遠されてしまうことがあります。

「話しかけづらい」「お高くとまっている」と思われる率が高いのが田舎。私も派手な洋服や高い服をいくつか持っているし、ときどき着ることもあるけど、はじめは周りの様子もうかがいつつ、徐々に個性を出していったほうが受け入れられやすいと思います。
“東京”の話をしすぎない
せっかく地方に移住したのに「東京ではこうだった」「地方にはない店だ」などと言いすぎていると、「じゃあ東京戻れば!?」という気になりませんか?
雑談でそうした話になることはあるけど、あまり「大都会・東京から来ましたー!!」という感じは出さないことを意識しています。
地域のルールにはとりあえず一回従う
地方には、謎のルールや集まりがあるところが多いです。たとえば私も、東京にいた頃は存在すら知らなかった「自治会費」なるものを毎月払っています。
これに対して「何このお金?東京にはなかったですけど」などといきなり腹を立てるのは筋違いですね。
私の場合は、ある程度自分で調べたうえで管理会社に「この『自治会費』って何に使われているんですか?」と聞いてみたり、職場で「『自治会費』って取られてるんですけど、皆さんのところもそうですか?」などと聞いてみたりします。

そうすると「あー、うちの地区では『町内会費』と呼ぶよ。うちも毎月○円ほど徴収されるよ」とか「うちは毎月の町内の集まりに参加して草刈りしたらタダになるよ」など教えてもらえて「そんな仕組みなのか…!」と新たな発見があります。
ただ、ルールをすべて厳格に守らないと村八分になる…!ということはあまりないと思うので、まずは自分で参加して感触を確かめてから、どうしても参加したくないイベントなどには無理に出なくてもいいんじゃないかな、と個人的には思います。

いきなり突飛なことをしない
たとえば「田舎で古民家カフェをやりたい!」と思って移住したとしても、引っ越し後、ご近所へのあいさつなしにいきなりズガズガ古民家のリフォームなど始めてしまったら、ご近所の反感を買ってしまいそうですね。

自分のやりたいことや夢があって移住するのは素敵なことですが、その地でずっと暮らしている人がいるということを忘れずに、なにごとも謙虚な気持ちをもってはじめてほしいです。

個性・行動力をアピールしすぎない
移住という決断を取れる人は、周囲の人と比べてある程度こだわりや行動力がある人が多いと思います。私もそうでした。
気に入った町があったとしても、そこで「暮らす」という選択肢を思いつかない、もしくは思いついても行動に移さない人はたくさんいます。
そんな中で「移住してきた自分、すごいでしょう✨」という態度は、取らないほうがいいと思っています。その町でずっと暮らしている人にも、さまざまな事情があります。中には、家庭の事情で生まれ育った町を離れられないという人もたくさんいます。
そんな中、移住者に「私ってこんな田舎でも暮らしていける~」などと言われれば「こんな田舎で悪かったね」と思われるのも仕方のないことです。
前段にも書きましたが、はじめは周りの様子もうかがいつつ、徐々に個性を出していったほうが受け入れられやすいと思います。
ここまで読んで
「なんだか気遣いすぎじゃない?逆に住みづらくない?」と思った人、いますか?
これは私の性格的な問題もあると思いますが、相手への理解とリスペクトを表する行動として、私は上記のことをあえて意識するようにしています。
でも、もう少し富山に慣れたら、自然に溶け込めるようになるのかな~とも思います。今は町や人になじみたいという気持ちが大きいので、距離感を探るためにも気を遣いすぎるくらい遣っているのは事実です。

結局大切なことは…
これをしたからといって、必ず移住先の人間関係がスムーズになるよ!というわけではありません。
移住の有無にかかわらず、人間関係なんて基本的に難しくてややこしいものだし、合う人・合わない人というのは必ずいます。
(中には「なーんも気にしないよ」という人もいるかもしれないけど、その「何も気にしない」ことが気になる人もいて…うーんやっぱり人間関係ってむずかしい!)
だけど、「あの人東京から来て感じ悪いわね」とは言われたくないですよね。

こちらだって移住という人生の一大決心をして来ているわけですから、できればその土地になじみたいし、この地域の一員として受け入れてもらいたい。
無理に馴れ合う必要はないと思うけど、狭いコミュニティで心地よく暮らしていくためには、それなりの工夫や歩み寄りも必要です。そのバランスをうまく見極めたいな、と私自身、日々感じています。
まぁ、結局大切なことは「思いやり」と「気遣い」!!!
相手を嫌な気持ちにさせていないかな、配慮が足りているかな、と考えて相手と接したいものですね。
逆に、そうじゃない相手は切っていいと思います。だってこちらが消耗する理由がないですもん。
でも、つまはじきにされてしまうと悲しいので、できることをこつこつ積み重ねて、快適な移住生活を送りましょう!
これから移住を考えている人の参考になればうれしいです。



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