(けど学んだことがある)

20代で5年勤めた会社を退職し、東京から富山に移住したおみんすです。
これは、私が東京にいた頃の話です。
当時、部署異動でストレスが溜まり、こんな症状が数カ月続いていました。
- リンパ節腫大
- じんましん
- この世のすべてにイライラする
- 土日は何もできない、寝るのみ
- 潔癖なのに部屋が大荒れ
今思えば、どうみても限界。
とにかく睡眠不足でイライラが止まらず、せっかくの休日もすべてを寝る時間と溜まった洗濯をする時間にあてていたので友達と遊んだり好きなことをする時間も減ってしまいました。
リンパ節は、首の横がボコッと腫れて、寝るときに枕に首が触れるだけで痛みを感じるようになったため、都内で評判のよかった耳鼻咽喉科にかかりました(3時間くらい待った)。
すると、血液検査やらなんやらの結果「菌とか何もないから、ストレス性のものかもしれないね」と言われました。
この頃、仕事以外にもストレスを感じることが重なり、すべてのことにイライラしていました。
普段、周りの人からは「のんびりしている」「癒し系」と言われる私ですが笑、このときは電車が1分来ないだけでイライラし、友達の返信が思った内容と違っただけでイライラし、家のキッチンが汚いことにイライラし、なんだかもう誰のせいでこんなことになっているのかわからず、自分が悪いのか、相手が悪いのか、境目がわからずしんどくなっていました。

そこでようやく、「誰かに相談したい…」と思うようになりました。
元々相談できる家族はいないし、しんどいことは抱え込むことが当たり前で「誰かに相談する」という発想がなかったので、このとき初めて「相談」ということに思い当たりました(遅い)。
今なら、カウンセラーや信頼できる人を見つけて相談することができるかもしれないけど、当時は「精神科や心療内科に行けば、薬がもらえて楽になれるかも」と思い、こんな条件で病院を探し始めました。
そうして、家と職場の中間地点ほどにある精神科のクリニックに行くことにしました。
ちなみに「精神科と心療内科ってなにがちがうの?」と思った方はこちらを見てね↓
私の最寄りにはクリニックがなかったので、電車に乗らなければいけませんでした。土日はへろへろで外に出る余裕がないし、病院に行くために着替えて、準備して、電車に乗って…とできる気がしなかったので、平日の仕事終わりに行くことにしました。
この頃、大体退勤が20~21時くらいだったので、遅くまで開いているクリニックを探して通い始めたのですが…。
この病院が私には、合わなかった。
(この病院以外の)精神科・心療内科の口コミなどを見ていると「急に泣き出してしまったが落ち着くまで待ってもらえて安心した」「何も言えないでいたら、話を促してくれた」など安心できるコメントが多く、「やっぱりこころを診る専門医は親切なんだ…」と思い、ドアを開けたのですが。

担当医は30代くらいの細身メガネの男性の先生。
部屋に入ると、内科や外科と同様「今日はどうされましたか?」と聞かれました。
普通に健康な状態だったら、なにか言葉が出てきたのでしょうが、これで私は一気にパニックになりました。
(わかりづらく申し訳ないですが、私はパニック障害の罹患者ではありません。「焦った」という意味で使用しています)

「どうされましたか」って…?辛いから来てるに決まってるじゃん、どういうこと⁉
その後の実際の会話はこんな感じ。
医師「今日はどうされましたか?」
私「…最近、いろいろ大変で」
医師「そうなんですね、眠れてます?」
私「はい」
医師「そうですか。ほかに身体症状出てます?」
私「じんましんが続いたのと、リンパ節が腫れました。耳鼻科に行ったら『ストレス性かもしれない』と言われて…」
医師「今、腫れてないですね」
私「あ、すみません…」
医師「最近の話ですか?」
私「1カ月くらい前です」
医師(黙ってカルテを記入している)
私「部署異動して仕事になかなか慣れないのと、失恋したタイミングで兄弟から結婚報告が来て(ガチ)、参ってます。これまでここまで落ち込むことなかったんですが…」
医師(カルテ記入後)「これは医者としてじゃなく、個人的なアドバイスになるんですが…ご兄弟に言われてみては?『私最近失恋しちゃって、結婚の話とか聞きたくないんだよね』って」
私「え…?」
医師「不安に効く薬を出しておきます。眠れているってことなので睡眠導入剤はいらないですかね。ほかに今言っておきたいこと、ありますか?」
私「あ、いえ…」
医師「じゃあ、お大事になさってくださいね。次は2週間後で」
私「わかりました…ありがとうございました」
完全に、不完全燃焼でした。
これまでの不安な気持ちやイライラをまったく話せなかったし、ただ「仕事が忙しいときに失恋して落ち込んでるやつ」と思われたんじゃないか…と、また落ち込みました。

そして2週間後、2回目の診察。(でもちゃんと行く)
私「この前の薬飲んだらものすごく眠くて、仕事に支障が出そうで朝の分が飲めていません」
医師「そうですか。夜の分は飲んでます?」
私「はい」
医師(カルテに記入しながら何やら薬のことをつぶやいている)「薬、別のにしましょうか。出しておきますね。眠れてはいます?」
私「はい」
医師「わかりました。では2週間後に来てください」
このへんで「この医者、合わない!」と気づければよかったのですが、そんな心の余裕がないから精神科に通っているわけで。この頃はとにかく「自分の伝え方が間違っていたんじゃないか」「眠れているから、本当は大したことないんじゃないか」と自分を責めまくっていました。

そして3回目。
医師「薬で少し落ち着けました?」
私「落ち着けたのかどうか…うーん」
医師「眠さはどうですか?」
私「この薬に変えてから、異常な眠さはなくなりました」
医師「じゃあ薬が合ってるのかもしれないですね。ところで私、来月から別のクリニックに異動なんです。次からそこまで来られますか?そんなに遠くはないと思いますけど」
私「え…」
医師「ここにいる別の医師でも大丈夫ですよ。このあと受付で決めてください」
私「…わかりました」
このあと、受付の人に「少し考えて、お電話します」と伝えたきり、この病院に行くのをやめました(受付の人ごめんなさい)。
そして他の病院に変えたわけでもなく、心はぐらぐらなまま、このあと退職を決意して辞める準備をし、薬を飲むのもやめてしまいました(よい子は絶対にまねしないでね)。
その後どうなったか
私は結局仕事を退職したのですが、このことは直接的な理由ではありません。
仕事を辞めたことをこの病院のせいだとも思わないし(思ってたら病院変えて仕事も続けてる)、ただ、その代わりに「私が悪かったんだ…」とも思いません。
自責思考の自分としては、この考えができるようになっただけでも大成長です!(伝わるかな?)
私の場合、「合わない環境」というのは
- 忙しすぎる仕事
- 高すぎる家賃(そこからくる生活への不安)
- せわしない街並み、電車
- 身近に相談できる人がいない環境
でした。
そして、精神科に行くことで少しでも気持ちが楽になれば…と思っていましたが、残念ながら私の行った病院は、私とは合わないものでした。
この記事で伝えたかったこと
これは私のグチでもあり、警鐘でもあります。
私の場合は病院でしたが、「なんかこの環境違う」「この人といるとざわざわして不安になる」ということが続いたら、迷わず距離を取ってほしいんです。
学校に行くのがつらくてたまらないなら家にいたらいいし、家にいるのがつらくてたまらないなら可能な限り外でできることを考えたらいいです。危ない場所には行ってほしくないけど、遅くまで塾にいてもいいし、ファミレスで過ごしてもいいと思います。よく会う人がしんどければ、その人に心の中でカバーをかぶせて、着ぐるみとしゃべってると思ったらいいです。もちろんすぐに離れられる相手ならそうするのが一番!

今、私は移住して富山で暮らしています。
ここで出会う人もすべてが自分に合う人とは限らないけど、この生活が合っているなと感じます。
毎日見える立山連峰の雄大さや川のせせらぎは心が落ち着くし、人もゆったり穏やかな性格が多い。

東京から遊びに来てくれた友達に「移住してから顔つきが元にもどったよ」「癒し系じゃなくなってるときは心配した」と言われ、まず「ごめん」と思いつつ、やっぱり身を置く環境で性格も変わるんだな…と感じました。
みなさんも、今いる環境が合わない・しんどいと思ったら、がんばって距離を取る練習をしてみてください。
困ったら、カウンセラーを調べて相談するもよし(学校だとスクールカウンセラーが無料で相談に乗ってくれるところもあるよ。私も利用していました)、味方だと思える本を見つけるもよし。
↓ちょうど悩んでいろいろ調べたなかで、この本に書いてあることに結構救われたのでよかったらチェックしてみてね
私も、あなたの顔も知らないけどここにいます。
悩んだら、ぜひ私のブログを読みにきてね。あたたかいコメントも待ってます😊
ではでは、また👋



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