
新卒で5年半働いた会社を退職して、現在無職(!)のおみんすです。
今これを見てくれているあなたはきっと、「仕事 休みたい」「つらい」「休めない」とかで検索してきたんじゃないでしょうか。

気持ちすごくわかる
私も会社員時代は、毎日「仕事 しんどい」と検索しまくっていました。

今すぐ辞めたいとかじゃないんだけど…
このままの日々が続くのはしんどすぎる
「休みたい」にも、いろんな種類がありますよね。
といった、「休憩」「休暇」の意味から、
・体調が悪いから会社を「休みたい」な
・もうだめだ…会社に行きたくない…休みたい…何もしたくない…できない……
という、「療養」の意味合いで使うこともあります。
とはいえ、すぐに休める状況とそうでない状況がありますよね。

忙しいときは休みづらい!!
「繁忙期なんだ!1日だって休んでいられない!!」「休んだらお金が底を尽きてしまうのでは…」と不安な人。
今日は、「休みたいのに、休めない…」「どうやって休めばいいかわからない…」という人に向けて、責任感ばりばりで学校は皆勤賞、会社では有給消化もロクにできなかった、スーパー心配性なわたしが、「休みかた」についてアドバイスさせていただきます!!
会社員を例にしていますが、学生さんや会社員以外の社会人にも参考になる内容だと思います。

参考にしてね
どうして不安になるのか
まず、「会社を休むこと」に対する不安は、大きく分けてこの3つじゃないかなと思います。
一つずつ、簡単に解説していきますね。
お金がなくなる不安
やっぱり一番は生活への不安じゃないでしょうか。
よほど莫大な退職金がもらえるとか、実家が大金持ちとかなら話は別ですが、20代で就職して、自分の生活費を自分で賄っている場合、退職=収入0ですから、生活のことを常に気にしてしまうのは当然です。
会社の寮や家賃補助で生活している場合は、家賃も払わないといけないですからね。

家賃ってなんであんなに高いんだ…
でも、大丈夫。
会社に1年以上勤めていた場合、基本的に「失業手当」が受け取れます。
今もらっている給料よりは目減りしますが、しばらく生活していくくらいのお金はもらえますよ。
(詳しくは厚生労働省の以下サイトを見てみてね)※回し者ではありません
また、どうしても家賃が払えなくなってしまった場合。
貯金残高が100万円を切っていることを証明できれば、国が家賃を負担してくれる制度もあります。
バイトで食いつないでもいいし、
人生の目標は「安心して暮らすこと」だと思っているので、心身がほっとする時間を増やすために、今はお金を「貯める」ことはいったん忘れて、「暮らす」ということに一生懸命になりましょ☺
社会に戻れなくなる、必要とされていないと感じる不安
一度会社を辞めてしまったら、もう働けないんじゃないか…。
自分を必要としてくれる場所はほかにないんじゃないかな…
そう考えてしまう気持ち、めっちゃわかります。

めっちゃわかる
でも、大丈夫。
今のあなたがどんな状況でも、大丈夫です。自信をもって言えます。
まずこの文章をここまで読んでくれているだけで、あなたには相応の忍耐力があります。文章を読む力があります。人の心を想像する力があります。
そういう人こそ、社会に必要とされなくなる不安を感じやすいんです。
だって、そうでなければ「どこに行ったって自分は必要とされている!」と根拠のない自信をもって、こんな文章は読み飛ばしているだろうから。

かくいう私も、自分に自信がありません。

休みたいと思っても、「一度休んでしまったら、帰る場所がなくなるんじゃないか…」「“休んだ人”というレッテルを貼られるのではないか…」と悶々と悩み続け、結局休めない日々が続き、とうとう退職することにしました。
もっとうまく休めていたら、今の会社で頑張り続けられていたのかもしれない…と思うこともあり、また悩みのループに突入しかけたこともありました。
が、ふと思いました。
なぜ“頑張り続け”ないといけないんだっけ…?

だれかに「頑張れ!頑張り続けろ!!」と言われたわけでもないし、頑張り続けないと生きていけない状況にまで追い込まれていたわけではありません。
いざとなれば行政の力も頼れるし、もし借金を抱えていたとしてもこの仕事で返す必要はありません。
きっと、みんな頑張っているように見えていたんだと思います。
でも、そんなことないんです。
みんな頑張っているけど、みんなうまく力を抜いたり、誰かを頼ったり、誰かのせいにしたりしている。
その“誰かのせい”のしわ寄せを、あなたが背負う必要はないんです。
今の仕事へのプライド
私はマスコミの仕事をしていたので、普段見られないテレビの裏側や有名な人に会う機会も多く、「こんな仕事は誰でもできることじゃないよね…!」と鼻息荒く仕事に邁進していました。

頑張らなきゃ!頑張らなきゃ!!
だから、このプライドを失うことはとても怖かったです。
正直、お金や転職先の不安より、このプライドが崩れる不安が一番大きかったかもしれません。

こんなやりがいある仕事、ほかにないかも
退職したのは、仕事の辛さがこのプライドを超えてしまったからだけど、限界を迎える直前の自分は
「でも、この辛さは我慢していれば慣れてくるんじゃないか…?」
「この辛さに堪えられない自分が悪いのではないか…」
と、毎日悩みました。

でも、これも大丈夫。根拠はないけど大丈夫です。
手放せば入ってくる。
与えれば戻ってくる。
悩みに悩んで、転職をたくさんしている友人に相談したとき、
「自分が本当に欲しいものなら、また返ってくるよ」と教えてくれて、すごく腑に落ちました。
それでも悩むのが人間だよねぇ
ぐぐっと考えて考えて、「やっぱり今の環境を失うのはつらい!ここに残る!!」と思ったら、それも立派な選択です。
もし、体に不調が起こっているなら離れてほしいですが、「もう少し頑張ってみたいかも…?」と思ったら、期限を決めて頑張ってみてください。たとえば「このプロジェクトに全力投球したら一旦今後のことを考えよう」「半年経っても仕事を辞めたい気持ちが変わらなかったら、辞めよう」とかね。
人間、今の環境を失うのは怖いです。
特段の不満なく生きていけているなら逃げる必要もないから、なおさら離れなくてはならない理由を考えてしまいます。
でも、「ちょっと離れてみたいんだよな~」というふわっとした気持ちで全然いいんです。なんとかなります。
手放した瞬間は「ゼロ」になったような気がして怖いけど、あなたには今まで堪えて乗り越えてきた経験と、実力があります。

あなたは大丈夫
「なんの資格もないよ…」という人も、大丈夫です。ほしいものがある限り、そしてそこに向かってすこーしずつでも努力をしている場合、ほしいものは確実に近づいてきてくれます。
わたしもまだまだまだまだ道半ば。
一緒にゆるゆる考えましょ。

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