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会社員5年やったら人間不信になった話

生活全般
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20代で5年勤めた会社を退職し、東京から富山に単身移住したおみんすです。

みんす
みんす

おみんすです

突然ですが、会社員ってすごいですよね。

もうひとりのみんす
もうひとりのみんす

突然どうした

私は会社員時代、1日8時間、ほとんど誰とも話すことなくデスクに向かってPCを叩き続けていました。

和気あいあいとは無縁で、業務のこと以外は会話が一切なく、常に皆がキーボードを叩く音と、たまにくる電話や咳払いの声が聞こえるのみ。

カタカタカタカタ…

…カチャカチャ…ターン…カチャカチャカチャ…

カチカチ(マウスの音)

ザワザワ…

ざわ…ざわ……

え…

この会社……

静かすぎない?(普通の声量で話すと半径5mに聞こえるので小声)

毎日出社しているのに、1日誰とも話さないなんてこともざらにありました。

今日、誰とも話してないや…

あまりに誰一人話すことがないので、初めて来客する人の多くが「今日はなにかあったんですか?」とびっくりしていました。

すみません、タイミング悪かったですかね…⁉
みんす
みんす

これが通常運転なんです~汗

でも、職場が静かなこと自体は、必ずしも悪いことではないと思うんです。

余計な会話はせずにひたすら業務に集中して、なるべく早く帰る!というのはむしろ良いことだし、だらだら世間話をしてしまったり、おしゃべりな人がいて集中できない環境よりも、徹底していて良いという人も多いと思います。

でも、私はこの環境が肌に合わなかった。

朝9時に出社して、夜の9時過ぎまでほとんど誰とも喋らずに、資料を読み続ける&書き続ける生活。隣のデスクの先輩にちょっとした相談をしようものなら、半径5mの全員に筒抜け(でも誰も何も言わない)。

常に職場はどんより…

常に気が張り詰めていて、気軽に話しかけられる状況ではありません。

そして極めつけは、地震でした。

ご存じのように、日本は地震大国です。

東京のビルで働いていると、大なり小なり地震があって、数週間~数カ月に一回は揺れを感じるタイミングがあると思います。社内で地震を感じたとき、周りの人と「揺れてる?」「大丈夫かな」と声掛けが自然発生するのが私の理想でした。

「大丈夫⁉」「揺れてますね!」

でも、自分がいた会社では、そんな会話は一切なく…(私語厳禁ではありません!)

え…揺れてるよね?ブラインドそよめいてるよね…?

という状況。

自分だけがきょろきょろしていたとき、周りはサイボーグかと思いました。笑

みんなすごすぎる…

あぜん…

(そこまでして優先したい仕事って何なんだろう…?)と思うと、地震も相まって業務に集中できず、ひとり集中力を切らしながらなんとか周りについていくのに必死でした。

(1日の半分以上、この環境にいたら、おかしくなってしまう……)

そう感じたことも、私が退職を決意したひとつの理由です。

静かな職場を否定しているわけではありません。

私自身、にぎやかな環境が得意なわけではないし、仕事を円滑に進めるには、ある程度の静寂や集中力は必要だと思います。

会社員として仕事を進める上で、

  • 後輩の業務の進捗状況は大丈夫かな?
  • ここは上司と確認を取りながら進めたほうがいいかな?
  • 念のため、電話で確認しておいたほうがいいかな?
  • 職場環境が良くない気がするけど、皆も同じように不安を感じていないかな?

という気持ちがあれば、自然と言葉が出て来ると思うんです。

「なにか困っていることない?」「ありがとうございます!」

きれいごとに聞こえるかもしれないけど、自分が周りを助けないと、自分が困ったときに助けてもらえません。

でも、わたしのいた会社では、自分は助けずに「なんであの人は助けてくれないんだ」と不機嫌な人が多すぎた。要するにギスギスしていたんです。

そんな環境に(自分も染まってしまう前に、逃げたい…)とずっと思っていました。

先輩や上司に「お声掛けをしづらい環境は息苦しいです」と訴えたこともありました。でも返ってきたのは「みんな忙しいから」「余裕ない」「仕事ってそういうもの」というそっけない返事。

仕事ってこういうものだから!

「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」ではないですが、ひとつ気になってしまうと、すべて嫌になってしまうもの。

だからといって、これを読んでくれている皆さんに「会社なんぞ今すぐ辞めてしまえー!」と言うつもりはありません!

いろんなことを考慮して、先の自分のあり方に疑問を感じるなら、一度立ち止まって考えてみてほしいなと思います。

自分のポテンシャルが発揮できる場所を探しましょう。

 

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